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<プチモルト会> コニサーズクラブ BBS 03.06.19 14:34 惹樽

昨日(6/18)スタンドバーへ行きましたが、時間が早かったのと雨模様の天候もあってマスターと2人でプチモルト会とあいなりました。お遊びでオフィシャルスタンダードをブラインドで出してもらったのですが、いや〜さっぱり分かりません。

ラインナップは次の4本でした。

1.ザ・グレンリベット12年

2.クラガンモア12年

3.オーバン14年

4.グレンフィディック12年

詳細はそれぞれをクリックして「Tasting Note」のページを参照してください。

全体としての感想は

●香りの甘さに共通のものを感じる。シェリー樽熟成のモルトが加えられているものもあると思うが、あのスモーキーなアードベッグやドライなダルモアにも同じ系統の香り(フルーツ系)を感じたように思うので、カスクのバッティングとは別のテクニックがあるように思える。

●オーバンはあの繊細なピート香を出すために、香りの甘さを抑えているようで、このメンバーの中に入れると意外なことに弱々しく感じてしまった。

逆に見直したのはフィディックで、この中では最も個性的。リベットもやはりシェリーを表に出さないスペイサイドの代表というにふさわしいものだと認識を改めた。

オーバンの評価が低くなってしまったことに、オーバンファンの二人はショックを受けたのでした。微妙なピート香が作られた甘さに負けてしまったのか... クラガンは逆に甘さを作りすぎてしまったという印象で(これも意外でした)1杯をじっくり楽しむのなら、やはりオーバンだろうとは思うのですが。

「オフィシャルスタンダードに共通した甘さ」については、Yahoo!シングルモルトラヴァーズにも書き込んでみます。

皆さんも機会があれば是非お試しを。平日(できれば雨の日)開店直後のスタンドバーでマスターが待ってます。