SPRINGBANK スプリングバンク -- Campbeltown --

  1. SMWS 27.59 16y 52.8%

  2. SMWS 27.58 15y 51.4%

  3. Springbank Barlly Malt 1966 34y 55%

  4. Springbank 100 proof 10y 57%

  5. Springbank 30y 46%

  6. Anniversary 175 12y 46%

  7. Murray McDavid Springbank 1991 46%

  8. Founder's Reserve 46%

  9. Kingsbury Campbeltown 1990 50.6%

  10. PORT WOOD 13y 54.2%

  11. SMWS 27.46 7y 59.9%

    Tasting Note Top Page

SPRINGBANK
27.59
Age
Alc.
Bottler
16y
52.8%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1989.5
2005.5
Out-turn 246(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2005.9.25
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)アルコール感が強くドライである。

(味)ぶどう系のフルーツ。ややピートを感じる。ドライかつ甘い。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

SPRINGBANK
27.58
Age
Alc.
Bottler
15y
51.4%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1989.12
2005.1
Out-turn 225(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2005.4.17
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)上品で、非常に綺麗な香り。酸味も感じられ甘い香りとのバランスがよい。バニラ香も強く、バーボン樽を意識する。

(味)フルーティーの中に軽いピートを感じる。酸味が心地よい。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

SPRINGBANK
BARLLEY MALT
Age
Alc.
Bottler
34y
55%
Official
Distilled
Bottled
Memo
1966
2000
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.3.19

(香り)すばらしく心地の良いエステリーな香り。上品な有機溶剤の香り。ウッディーかつナッティーな熟成感。長熟でありながら重くならず、たいへんきれいな印象。

 しだいにバニラが強く香ってくる。だれもがいつまでも香りを楽しんでしまうだろう。

(味)すばらしくフルーティー、熟成からくるしぶみも心地よい、かるくピートを感じる。

 ここでもウッディーかつナッティーな味わいが強く、きわめて味の数が多い。

(第13回 BAR HAYAFUNE シングルモルトの会 のテイスティングノートより)

 


SPRINGBANK
100 proof
Age
Alc.
Bottler
10y
57%
Official
Who
When
Where
山崎白秋
2005.2.16
名古屋栄マルベリーホテル

(香)金属的で硬い香りが強い、バニラも強く香り、典型的なバーボンカスクの個性。フルーティーさも十分である。しばらくすればウッディーな熟成香が感じられるようになる。

(味)ピーティーかつフルーティー。からい感じが強く、かつドライである。金属的な硬い含み香。

(ウイスキーミニライブのテイスティングノートより)

SPRINGBANK
AGED 30 YEARS
Age
Alc.
Bottler
30y
46%
Official (50ml mini bottle)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.5.4
HK氏宅
山崎白秋

(香り)いきなりかおる熟成香、ウッディーでエステリー。長熟のシェリー香。すぐに熟成しているなと感じさせるモルトである。 奥には軽いピートが感じられる。さらに花の香りも感じられる。

(味)ウッディーな熟成感がすばらしい、シェリー樽由来のややこげた印象。意外にも甘い、ピート感もやや感じられる。

(裏モルト会 04年5月4日のテイスティングノートより)

 

SPRINGBANK
ANNIVERSARY 175 Aged 12 Years
Age
Alc.
Bottler
12y
46%
Official
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.11.13
阪急デパート梅田店
-

(香り)オーク樽由来のナッツ系の熟成香が感じられる、その奥に隠れて上品なシェリー香があり非常にうまい香りのバランスが取られている。

このシェリー香はこげたゴム系の香りがいっさいなく上質な香りである、リフィルシェリーでのフィニッシュであろうか。 その後、軽いピート香と程よい酸味をともない、さらにバニラ香もかんじることとなる。バーボン樽の個性なのか。

樽についてマークに聞いてみたところ、シェリー樽60%、バーボン樽40%とのことであった。

(味)洋なし系のフルーツ。シャープでドライ。酸味もほどよく効いている。軽いピートなのか いがいがした印象。その後グレープフルーツの味がのってくる。

女性向きのモルトの香水と評される、いままでのオフィシャルにかんじられる特徴は終わりをつげ、スプリングバンク本来の個性に戻ってきたのであろうか。 私としては「女性向きのモルトの香水」の特徴をもったスプリングバンクが好きであったのだが。

(2003.11.13 英国フェア2003 にて)

SPRINGBANK
1991
Age
Alc.
Bottler
9y
46%
Murray McDavid
Distilled
Bottled
Memo
1991
-
-
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.10.18

(色)かなり薄いイエローブラウン。

(香)華奢な甘さのトップノート。マーレイマクデビッド独特の上品さの奥にかすかな塩素を感じ、かろうじてスプリングバンクらしさを出しているが、ブラインドで蒸留所を当てるのは困難だろう。

(味)味もマーレイらしく上品でフルーティーな甘さが最初に来るが、燻製のようなスモーキーさも感じられる。

ストレートでの味わいの完成度が高く加水してみようという気にならない。オフィシャルボトルにありがちな「作られた上品さ」の一歩手前に抑えてみせるところがマーレイ独特のテクニックといえるのではないだろうか。

 

SPRINGBANK
Founder's Reserve
Age
Alc.
Bottler
-
46%
Rochdale
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.10.11

(色)クラシカルなゴールド。

(香)意外なことにフルーツ系の甘さをまず感じる。次に日光にあてて乾燥させたふとんにもぐりこんだ時に感じるやや焦がしたようなピート香も感じられる。

(味)シェリーの影響と思われる甘さをまず感じる。潮っぽさとフルーツ系の甘さがうまくバランスしている。

クラシカルな雰囲気のラベルに思わず惹かれる。年数の記載はないが、10年から15年のオーク樽(こちらが主)とシェリー樽をバッティングさせたものだろう。

 

SPRINGBANK
Campbeltown 1990
Age
Alc.
Bottler
-
50.6%
Kingsbury
Distilled
Bottled
Memo
1990
-
No.192/271
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.10.4
自宅
惹樽

ケルティックシリーズの1本。ボトリング時期の記載はないが12年から13年ということであろう。

(色)赤みを帯びたローズウッドカラー。やや濁りがある。

(香)最初に塩素を感じ、次に甘い匂いが現れてくる。こげた香りとフルーツが混じりあう。シェリーの影響は明らかだが、ありがちなゴム臭は感じない。

(味)スパイシーでかつ甘く渋みも感じる。味にはシェリー熟成独特のゴムも感じるがいやみはまったくなくナッティーも混じりあう。ビッグかつフレッシュ。フィニッシュは非常に長い。加水すると甘さが引き立ちとても飲みやすくなる。

かつての(?)オフィシャル18年をフレッシュにした感じ。シェリーのかかり方が絶妙で「さすが」の出来です。


SPRINGBANK
PORT WOOD 13 yeras old
Age
Alc.
Bottler
13y
54.2%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.9.28

(香り)まず紅色に近い色に普通ではないことを感じる。ただしそれほど濃いものではない。 トップノートは、有機溶剤(エチルメチルケトン)の香り、アルコール感も強い。

続いて甘い香りがでてくる、果実100%ジュースの香り、どんな果物かは、わからないが3,4種ミックスされている、このフルーツは非常に個性的で素敵である。赤ワインの香りもある。

(味) フルーティー、奥にいがいがした個性、ピートが以外に強いのかもしれない。加水するとさらにフルーティーになってくる。スペイサイド系のくだものである。

第45回コニサーズクラブのテイスティングノートより


2003.8.10 プチモルト会のテイスティングノートより

(香り)香りを嗅ごうとすると、すぐにエステル系の熟成香が飛び込んでくる、20年以上の熟成をかんじる。軽いピート香、オーク樽の個性も。

(味) 軽くピート、あるいは、いがいがした味。ボディはビッグである。香ばしく、トースティ。かるく焦げたゴム臭もあるがくどくない。

従来のスプリングバンク、12年、21年、25年に共通のシェリー樽を基本にしたスタイルは終わりをむかえているのであろうか、良くも悪くもスプリングバンク個性がなく、新しいスタイルを模索しているようである。

 

SPRINGBANK
27.46
Age
Alc.
Bottler
7y
59.9%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1993.6
2000.10
-
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.6.28
自宅
惹樽

(香り) まずアルコールの刺激と草いきれに似た香りを感じちょっとむせそうになる。かすかにワックスをかけた木製の床を感じ、やがてフルーツゼリーの甘さに変わる。

(味) フルーツを使ったチョコレートケーキを思わせる(控えめな)甘さと燻製(味をつけしていないビーフジャーキー?) のスモークがうまくマッチしている。

若いのによくまとまっている。 これを熟成させるとどうなるのか興味があるのだが。いつか誰かが半分はボトリングして、残りを熟成させてから出すという実験をしてくれないものか(ソサエティならできそう)