EDRADOUR エドラダワー -- Highland --

  1. Signatory 1989 Cask Strength 13y 57.2%

  2. Signatory Straight From The Cask 11y 60.2%

  3. EDRADAOUR 10y 40%

    Tasting Note Top Page

EDRADOUR
1989 Cask Strength
Age
Alc.
Bottler
13y
57.2%
SIGNATORY(オフィシャル)
Distilled
Bottled
Memo
1989.9.26
2002.12.2
535本ボトリング、デカンタボトル
Who
When
Where
Whose
博雅堂主人
2003.6.25
自宅
博雅堂主人

やはり、賛否両論でしょうね。化粧香と表現すべきか、別の匂いを例えるべきかと言えば、私には適当な例が思い浮かばないような独特の雰囲気が次から次へと押し寄せてきます。加水すると更に強烈に白粉に似た香りが漂い続けます。好き嫌いの別れるところですが、他の醸造所では体験できない独特の香りをどう評価するかは個人個人の問題かな?

味はシェリー樽にしてはゴム味、硫黄臭さはあまりせず、しつこくない甘い舌触りに思いますが、どうでしょう?絶対お薦めかどうかは疑問ですが好奇心のある方には是非と思います。 色は濃い琥珀色ですが、自然なシェリーカスクの色なのかしらね?

 

EDRADOUR
STRAIGHT FROM THE CASK
Age
Alc.
Bottler
11y
60.2%
SIGNATORY(オフィシャル)
Distilled
Bottled
Memo
1991
2002
CASK No.265
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.6.19
自宅
山崎白秋

(香り)まずアルコールが強く鼻をつくが、すぐにシェリー樽系の熟成香が広がってくる。 かすかにエドラダワー独特の個性を感じるが、スプリングバンク21年を思わせる香りがここちよい。 こげたゴムの嫌味が若干あるものの、エステル香が熟成モルトであると思わせる、これが11年とは!

(味) ピリピリとシャープである、こげたゴムの味ではあるが反面ドライである。 味の方は意外に単調である。

 

EDRADOUR
Aged 10years
Age
Alc.
Bottler
10y
40%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.6.19
自宅
山崎白秋

(香り)まずクッキーのような甘い香りと、白粉(おしろい)の個性。エドラダワー独特の香りである。 その奥に濃厚なこげたゴムの香り、さらにキャラメル、ナッツ、カラメルがひろがってくるが作られた香りを感じる。

(味) ボウモアとは別系の化粧品。 甘味を感じさせるが実はそれほど甘くない。 味も作られたわざとらしさが感じられる、カラメルも強い 煮詰めた花と動物シリーズとでも言っておこう。 独特な味の奥には、意外に熟成香が見え隠れしている。