（香り）ひねた香り。「発酵」した液体の印象。アルコール臭が強い。焼酎を感じさせる香り。甘い砂糖水の香り。

（味）若さを強く感じる。モルティーで甘い、単純な味。

ある意味オールドフェッターケンの個性を強く感じるが、もう少し旨みや爽やかさがほしい。

(裏モルト会 04年5月4日のテイスティングノートより）

（色）透き通った金色でやや緑がかっている。

（香）沢庵のようなトップノート。時間がたつと古漬けとレーズンに変わってくる。加水するとかすかな甘い香りも出てくる。

（味）最初に強い甘さを感じるが、ボウモアによく感じるような石鹸（ハーブ）も少しある。次にスパイスの刺激があり苦く長いフィニッシュへと変化していく。加水でハーブが強調されるが、それほどくどいものではない。

フェッターケーンをテイスティングしたのは久しぶりだが、自分がイメージしていたよりもかなりヘビーだと感じた。60.5%という度数が影響しているとは思うが。

2003.12.4 自宅にてテイスティング（惹樽）