GLEN GARIOCH グレンギリー -- Highland --

  1. SMWS 19.39 16y 54.0%

  2. Douglas of Drumlanrig Glen Garioch 36y 1986 55.9%

  3. Glen Garioch 29y 1968 56.8%

  4. Glen Garioch 15y 43%

  5. Glen Garioch 18y Selected Cask Vatting 59.4%

  6. Cadenhead's 1990 GLENGARIOCH 9y 43%

  7. SMWS 19.31 16y 56.9%

    Tasting Note Top Page

GLEN GARIOCH
19.39
Age
Alc.
Bottler
19y
54.0%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1985.4
2005.3
Reill Hogshead Out-turn 225(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
惹樽
2006.4.9
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)典型的なせっけん香で、少し前のボウモアを彷彿とさせる。

(味)味もボウモア!(甘いせっけん?)でもくどくはなっていないので、これはこれで美味しい。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


GLEN GARIOCH
1968 36 Years Old
Age
Alc.
Bottler
36y
55.9%
Douglas of Drumlanrig
Distilled
Bottled
Memo
1968
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.1.9
HK氏宅
惹樽

(香り)上品、すばらしい熟成香、軽いピート香。エステリーで軽い酸味。すばらしい香りである。

(味) エステリーでフルーティー、かるくピートがきいている。ピリピリ感もある。ドライ。

(裏モルト会のテイスティングノートより)

GLEN GARIOCH
Aged 29 Years
Age
Alc.
Bottler
29y
56.8%
オフィシャル
Distilled
Bottled
Memo
1968
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.9.19

(香り)まず色におどろかされる、赤ワインのような色である。トップノートは非常に甘い香り、そのあとすぐさま、いがいがとした軽くピートを思わせる香りがひろがる。
 奥にシェリーを感じるがこげた印象はない。渋みもつよく、濃いブドウのかおり。複雑かつ濃厚で好き嫌いがわかれそうである。
 色からは、典型的なファーストフィルのシェリー樽あるいはポート樽をイメージするが、ファーストフィルシェリーの樽の個性である、えぐみをほどよく抑え、複雑な香りをだしているところがすばらしい。

(味) 非常に古い樽の印象、それもたいへん上質な樽である。渋みもつよく口に残る。ピートも強いはずであるが、樽由来の渋みや、あまみ、酸味によりそれほど強く感じることはない。熟成感もかなり感じられる。

 たいへん渋く、甘味、強いコクを感じる味わいは、これ一杯で終わってしまうようなモルトで好き嫌いははっきり分かれるはずである。これがギリーの個性であろう。

(コニサーズクラブ 04年9月のテイスティングノートより)

GLEN GARIOCH
Aged 15 Years
Age
Alc.
Bottler
15y
43%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.6.27
自宅
山崎白秋

(香り)ドライな香りが印象的である、奥には軽くピートの香りがある。 そのあと海くさい香り、あるいはオゾン香のような、なまあったかい湿気を感じる。

(味) フルーティーが口にひろがったすぐさまピートが追いかける。味もドライであり割りに単調、奥にはボウモアの石鹸が見え隠れする。

3年ほど前に入手したボトルであるが、しっかりとモリソンボウモア系の香りである石鹸香や味がしている。

GLEN GARIOCH
Selected Cask Vatting Aged 18 Yeras 1978
Age
Alc.
Bottler
18y
59.4%
オフィシャル
Distilled
Bottled
Memo
1978
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.6.27
自宅
山崎白秋

(香り)鼻をさすアルコール臭、ドライであり香りの立つのが遅い。その後 軽い熟成香とかすかなピートの香りがたってくる。さらに時間がたつとオゾン香も。 以前飲んだボトルは、もっと熟成香とピートの個性が強く、ビッグなボディであったのだが。

(味) フルーティーではあるが、ドライでスモーキーである。熟成香はそれほどでもない、 ただし、オフィシャルによくある、カラメルを想像する作られたような味はない。


GLEN GARIOCH
Authentic collection 1990 GLENGARIOCH
Age
Alc.
Bottler
9y
60.2%
Cadenhead
Distilled
Bottled
Memo
1990
1999.7
Bourbon Hogshead Cask, 318 number of bottles
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.6.13
自宅
惹樽

(香り)度数が高いわりには香りの立ちが早くトロピカルフルーツ(マンゴー?)のような香り。

(味) 生のタマネギを思わせる甘さと刺激のある苦みが口の中に広がる。年数のわりに若さを感じさせない。

色はレモンイエロー。グレンギリーにはボウモアに似た石鹸を思わせる香り、味を持ったものが多いが、このボトルについてはそれが感じられなかった。

 

GLEN GARIOCH
19.31 ___"Herbal handsoaps"
Age
Alc.
Bottler
16y
56.9%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1984.6
 
Out-turn 279(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2003.5.11
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り) トップノートはフルーツ香、さらにハチミツ系のふくよかな香り。ボディはミディアムである。その後しぶみ、あるいはいがいがの個性を感じる、軽いピート香なのかもしれない。

(味) 意外に感じるのは、ボウモアを特徴づけるフローラルな石鹸の味がこのモルトにあることである。この個性はボウモアのみのものと思っていのだが。

モリソンボウモアがサントリーに買収されてから、モリソンボウモア所有のグレンギリー、オーヘントッシャンにボウモアの個性が感じられるようになってきた。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)
SMWSのコメントは、SMWS 2003 Spring Bottlings で「ハーブ石鹸」と訳されている。 そのものズバリで、向こうの人も同じように感じるのだなと思った。