TALISKER タリスカー -- Islands --

  1. SMWS 14.9 15y 59.4%

  2. SMWS 14.10 15y 59.4%

  3. TALISKER 10y 45.8%

  4. Kingsbury's HEBRIDES 18y 46%

  5. Douglas Laing OLD MALT CASK TACTICAL 1979 22y 50%

  6. Scotch Malt Sales Distillery Collection 1979 58%

  7. TALISKER Limited Edition 15y 60%

  8. Douglas Laing OLD MALT CASK TACTICAL 1975 25y 50%

  9. TALISKER 1986 Double Matured 45.8%

    Tasting Note Top Page

TALISKER
14.9
Age
Alc.
Bottler
15y
59.4%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1989.3
 
Gorda Out-turn 267(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2004.12.12
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)ライトな印象、ピート香。酸味も感じられ上品でさえある。ただしそれほど複雑な香りではない。

(味)若さを感じる、ライトボディ。シャープなピート。

(04年12月12日 SMWS試飲会のテイスティングノートより)


TALISKER
14.10
Age
Alc.
Bottler
15y
59.4%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1989.3
 
Gorda Out-turn 307(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2004.12.12
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)ライト、軽いピート香。ややアルコール感を感じる。

(味)ピートが広がるがそれほど強くはない。硬い香り、金属的である。

(04年12月12日 SMWS試飲会のテイスティングノートより)

TALISKER
Aged TEN YEARS
Age
Alc.
Bottler
10y
45.8%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.7.27

(香り) 香りの立ちがかなり遅い、しばらくしてもまだたってこない、そんな個性からドライといったことばがでてくる。 かれたアイラモルトとでもいおうか、「あれ今月もアイラ」とおもわず口に出てしまった。
その後、甘さ、上品なフルーツ香がわずかに立ってくる。エチルアルコールを意識することでドライにかんじるのかもしれない。 全体的にバランスは取れており、悪くいえば特徴がないともいえる。

(味) 軽くピートをともなうフルーツの個性。ミディアムボディ。味もドライであり、しばしばブレンデッドとかんじるときもある。

ニューラベルになって味は変わっていないといわれているが、記憶にある旧ボトルのタリスカー、オフィシャボトルとかなり印象は違っていた。新旧ボトルの飲み比べをしてみないといけない。

(コニサーズクラブ 03年7月のテイスティングノートより)

 

TALISKER
HEBRIDES Aged 18 YEARS
Age
Alc.
Bottler
18y
46%
Kingsbury
Distilled
Bottled
Memo
1983
2001
cask no.100
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.7.27
博雅堂主人

(香り) トップノートはつんと鼻を刺す硬質なフルーツ香。その後やわらかさがでてくるが、やさしいフルーツ香ではなく、ぶどう系のちょっとツンとした香りである。しばらくすると熟成香がわずかに開いてくる、年数相応のかおりであろうか。

(味) 軽くフルーツをかんじるが、トータルでの印象はドライでピリピリとしており、甘味はすくなく硬質なかんじである。ハイランドモルト、あるいはキャンベルタウンのモルトとかんじた。

ここまで、2本テイスティングして、ほとんどピートをかんじない、もちろんタリスカーとは夢にも思わないのである。

(コニサーズクラブ 03年7月のテイスティングノートより)

 

TALISKER
Directors' Selection TACTICAL 1979 Aged 22 Years
Age
Alc.
Bottler
22y
50%
Douglas Laing
Distilled
Bottled
Memo
1979
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.7.27
博雅堂主人

(香り)上品で繊細な熟成香、軽いエステル香。こってりとしたところはないが、かなりの熟成をかんじる。しばらくすると、甘いかおりや、バニラ香がただよってくる。

(味)非常に軽いピートを感じる。上品、かつ繊細な味、かるくシェリーをかんじるときもある。

ピートの効いていない、熟成したハイランドあるいは、アイラモルトとかんじられた。

(コニサーズクラブ 03年7月のテイスティングノートより)

 

TALISKER
Distillery Collection 1979
Age
Alc.
Bottler
-
58%
Scotch Malt Sales
Distilled
Bottled
Memo
1979
2000
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.7.27
博雅堂主人

(香り)軽いピートの香り、アルコール臭が強く、かおりがなかなか開いてはこない。しばらくすると甘くキャラメルのかおりがたってくる。1時間位たって、熟成香がかんじられるようになる。

樽香は、古い樽の印象、あるいは、カビの印象。ドライな香りのなか、この古さが全体の印象を引き締めている。

(味)軽いピート、あるいは、シガーの印象。味の方もドライであり甘味、酸味はごく少ない。さらに口の中がぴりぴりするシャープさを持ち合わせている。

世渡りの悪いモルトとでもいおうか、しぶく、照れ屋のこのモルトは一般受けしないかもしれない。

(コニサーズクラブ 03年7月のテイスティングノートより)

 

TALISKER
Limited Edition
Age
Alc.
Bottler
15y
60%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.7.27
博雅堂主人

(香り) うまい、香りから、味を想像すると思わず「うまい」といってしまう。熟成大である、それでいてくどくない。その後、海の香りあるいは、オゾン香のような「なまもの」の香り。

(味) ドライでシャープ、熟成、軽くピート。

たしかにうまいのであるのだが、タリスカーのパンチ、無骨な個性はどこにいったのか。望みすぎとは思うが、タリスカーには期待が大きすぎるのである。

(コニサーズクラブ 03年7月のテイスティングノートより)

 

TALISKER
Directors' Selection TACTICAL 1975 Aged 25 Years
Age
Alc.
Bottler
25y
50%
Douglas Laing
Distilled
Bottled
Memo
1975.3
2000.10
シングルカスクから570本ボトリング
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.7.2
自宅
惹樽

(色)きれいなレモンカラー

(香り)まず刺激的なピート香、熟成を感じさせるエステルと甘い香りが続く。潮の香りとスモークが混じり、まるで海辺で流木を焚き火しているよう。

(味)まずスモークを感じピリピリした辛さが舌を刺激する。甘さが口の中に広がるがすばやく消え、渋みが長く残る。

ダグラスレインらしいそつのなさでピートと甘さをうまくバランスさせている。

 

 

TALISKER
The Distiller Edition 1986 DOUBLE MATURED
Age
Alc.
Bottler
表示なし
45.8%
オフィシャル
Distilled
Bottled
Memo
1986
Sweet amoroso cask wood finish
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.7.2
自宅
惹樽

(色)明るめのマホガニーカラー

(香り) 刺激的なピートときれいなシェリー香が共存している。シェリー熟成によくあるゴム臭をわずかに感じる。

(味) シェリーの甘さの後にすこし焦げ臭いカラメルのような苦さ、舌をしびれさせるようなフィニッシュが長く続く。

2000年にUDが発売したダブルマチュアドシリーズの1本。これが1番成功したように思う。