CRAGGANMORE クラガンモア -- Speyside --

  1. CRAGGANMORE 12y 40% (2005)

  2. CRAGGANMORE 12y 40% (1990?)

  3. SMWS 37.24 18y 59.1%

  4. CRAGGANMORE Special Edition 14y 47.5%

  5. OLD MALT CASK CREDITABLE 25y 50.0%

  6. Signatory Vintage 1989 14y 57.3%

  7. Blackadder 1989 12y 59.8%

  8. Cadenhead's 1989 14y 60.5%

  9. SMWS 37.20 30y 47.2%

  10. CRAGGANMORE 12y 40% (2003)

    Tasting Note Top Page

CRAGGANMORE
Aged 12 years
Age
Alc.
Bottler
12y
40%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.8.13

(香り) 軽やかな香り。ややモルティー、麦芽風味、トースティー。ドライで酸味が感じられない。雑味を感じさせる。

(味) フルーティーかつドライ。味は単調である。

オフィシャル新旧ボトル比較テイスティングにて

2003.6.18に試飲したボトルとは明らかに別バージョンである(惹樽)

 

CRAGGANMORE
Aged 12 years
Age
Alc.
Bottler
12y
40%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.8.13
harazaki

(香り) ひねている。まったりとしてフルーツ香が無い。ブレンデッドを思わせる香り。

(味) シャープで酸味が心地よい。フルーティー。きわめて爽やかで、味はたいへん美味い。

 香りは新ボトルほどよいが、味はあきらかに旧ボトルがよい、トータルでは旧ボトルに軍配があがる。

【旧ボトルデータ】 (harazaki)
☆グレンリベット12年 750ml 43%
 並行輸入物?80年代中頃から90年代始め?提供させていただいたボトルはピュアシングルモルト表記 ヤフオクで1.5万円〜。古くなるとアンブレンデット表記。ヤフオクでは2万から。

オフィシャル新旧ボトル比較テイスティングにて

 

CRAGGANMORE
37.24
Age
Alc.
Bottler
18y
59.1%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1986.6
2005.3
Out-turn 183(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2005.7.10
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)穀物の香り、アルコール感も強い。香りも硬く単調で若さを感じる。

(味)やはり味も硬く、単調で若さを感じる。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


CRAGGANMORE
Special Edition Aged 14 years
Age
Alc.
Bottler
14y
47.5%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.6.27
harazaki

(香り)リフィルシェリーでじっくりと寝かされたと感じさせる非常に上品な香り。やや水あめの香りも。その後長熟を思わせるウッディーな香りに満たされる。 さらにベリー系のフルーツ香があり、さわやかさも兼ね備える。非常に深い香りながら、ドライに感じさせるところが意外である。

(味)フルーティーで、かすかな酸味がここちよい。上品なシェリー樽の個性がすばらしい。その後ナッティ、かつウッディーな印象へと変化してくる。ややピリピリ感がある。 味が濃く、カラメルを想像できてしまい、悪くいえばわざとらしい、作られた味といえなくもないが、ここは素直にだまされてみよう。

(コニサーズクラブ 04年6月のテイスティングノートより)

 


CREDITABLE
OLD MALT CASK Aged 25years
Age
Alc.
Bottler
25y
50%
Douglas Laing
Distilled
Bottled
Memo
1975.5
2001.2
300 bottles
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.6.27
惹樽

(香り) 軽く梨やりんごの香り、ごくわずか「いがいが」する、ピート香なのであろうか。しばらくするとフルーティーさがきわだってくる、さわやかで数種類のフルーツがあとからあとから顔をみせる。 しばらくすれば、ぶどう系の熟成香やエステル香がすばらしく、あまいバニラ香が香ってくる。できの良いバーボン樽熟成の印象。

(味)フルーティではあるがややドライ。ウッディーな樽香がすばらしい。 アイラものやハイランドモルトの一部に感じられる、ややひねた口に残るフィニッシュがある。 短時間では、印象が弱いが、じっくり向き合えばしっかり応えてくれるモルトといったところであろうか。

(コニサーズクラブ 04年6月のテイスティングノートより)


(香り)すばらしく上品な香りである。リフィルのシェリー樽とも枯れたオーク樽の熟成ものとも違う、いままでテイスティングしたことのない高貴な香りである。もちろん熟成も申し分ない。

(味) アルコールが強く感じられる。アルコールに熟成香が阻害されているのであろうか、若ささえ感じる。

(裏モルト会 03年7月13日のテイスティングノートより 山崎白秋)


CRAGGANMORE
VINTAGE 1989
Age
Alc.
Bottler
14y
57.3%
Signatory
Distilled
Bottled
Memo
1989
-
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.6.27
Stand Bar
惹樽

(香り) リンゴ系のフルーツ香とかるいピート香を感じ、いがいがとした印象。やや硬質な香り、若さと感ずるところもある。アルコール感も中程度感じる。

(味) 味もやや硬い。ピートも軽く感じられる。フルーティーと酸味がバランスし、特別な個性はないが、飲み飽きないタイプのモルトといえる。

(コニサーズクラブ 04年6月のテイスティングノートより)

 

CRAGGANMORE
12 Years Old
Age
Alc.
Bottler
12y
59.8%
Blackadder
Distilled
Bottled
Memo
1989
-
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.6.27
Stand Bar
Stand Bar

(香り)アイラモルトほど強くない、アクセントをつける程度のピート香が感じられる。 湿った香りや、なまぐささが香ってくる。もも系のフルーツ香、みずあめの香りも。軽くこげた香りを感ずる、シェリー樽熟成の個性。

(味) くちにふくむとやはりファーストフィルシェリー固有のこげたゴムのかおり。もうすこし香ばしさがほしいところだ。 アルコール感は強く、ぴりぴりとはじける。もうすこし熟成がほしい。

 バランスを欠き、ある意味のみにくいと感じるが、優等生でないところが貴重ともいえようか。

(コニサーズクラブ 04年6月のテイスティングノートより)

 

CRAGGANMORE
14 Years Old
Age
Alc.
Bottler
14y
60.5%
Cadenhead
Distilled
Bottled
Memo
1989
-
Sherry But
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.6.27
Stand Bar
惹樽

(香り)トップノートは上品な桃系のフルーツであるが、奥にはしめった、あるいはなまぐさい香りが感じられる。 軽くこげたゴム臭もかんじられるが、いやみを感じるほどのものではない。

(味) 香ばしい、あるいはこげた感じが強い。ファーストフィルのシェリー樽の個性である。

(コニサーズクラブ 04年6月のテイスティングノートより)

 

CRAGGANMORE
37.20
Age
Alc.
Bottler
30y
47.2%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1972.5
 
Out-turn 118(ボトリング本数)
Who
When
Where
惹樽
2003.10.5
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)やさしく甘いエステル香は長期熟成からもたらされたものであろう。クラガンモアからイメージされるシャープさは感じないので、物足りなく感じる人もあるだろう。

(味) 味にも上品な甘さを感じ、ひたすら優しい。スペイサイドの長期熟成ものの典型と言えるだろう。きれいにまとまっているという印象。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

CRAGGANMORE
Aged 12 years
Age
Alc.
Bottler
12y
40%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.6.18
Stand Bar
Stand Bar

(香り) かすかにシェリーを思わせる甘い香り。柑橘系の香りも感じる。乾きかかった野積みにした刈草。若いモルトの香りが少しある。

(味) 色から想像する以上に甘みが強い。後味の苦みにかすかにコーヒーを感じる。やや奥行きに欠ける。

これまではスペイサイドとしてはかなりシャープなモルトであるという印象を持っていたが、香り・味に思った以上に甘みを感じブラインドテイスティングの後、正体を明かされたときかなり意外に感じた。