MACALLAN マッカラン -- Speyside --

  1. SMWS 24.88 16y 55.1%

  2. SMWS 24.74 12y 58.3%

  3. The Single Cask Collection 8y 60.7%

  4. Clydesdale 1989 59.6%

  5. SMWS 24.79 14y 59.4%

  6. SMWS 24.75 12y 58.1%

  7. JOHN MILROY Macllan 1980 22y 57.0%

  8. The MACALLAN GRAN RESERVA 18y 40%

  9. SMWS 24.70 12y 56.7%

  10. Wilson & Morgan 1990 Macllan Marsala Finish 12y 46%

  11. Mackillop's Choice Macllan 1990 12y 57.4%

  12. SMWS 24.54 12y 60.2%

  13. Blooomsbury Macllan Oak Cask 22y 57.0%

  14. SMWS 24.68 13y 60.2%

    Tasting Note Top Page

MACALLAN
24.88
Age
Alc.
Bottler
16y
55.1%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1989.3
2005.11
Refill Hogshead Out-turn 200(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
惹樽
2006.4.9
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)ぶどうの入ったフルーツケーキ。ややひねた香りも感じる。

(味)しっかりしたボディで、やはりぶどうを思わせる濃縮された甘さ。

 最近よく見かけるようになったオーク樽のマッカランだが、長期熟成物が多い。この年数でこれだけのものが出来るのなら、なぜオフィシャルボトルはあんなにしゃびしゃびなんだろう?

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


MACALLAN
24.74
Age
Alc.
Bottler
12y
58.3%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1991.4
2003.9
Out-turn 705(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2004.9.25
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)キャラメル香が強く、まったりしている。こげたゴムが強い。ひねた香り。

(味)やはりこげたゴムは強い、湿気て暗い印象。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


MACALLAN
The Single Cask Collection
Age
Alc.
Bottler
8y
60.7%
アランジャパン
Distilled
Bottled
Memo
-
-
土屋守シリーズ
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.1.9
HK氏宅
HK氏

(香り)甘い香り、ハチミツを感じる香り、軽いピート香。

(味) アルコールの強さからくるものなのか、口の中がピリピリする。ドライ。日本製ブレンデッドウイスキーの印象。

(裏モルト会のテイスティングノートより)


MACALLAN
1989
Age
Alc.
Bottler
-
59.6%
クライズデール
Distilled
Bottled
Memo
1989
1999
土屋守シリーズ
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.1.9
HK氏宅
HK氏

(香り)ヌカくさい、卵の白身の香り。エステル香、しばらくすると軽い熟成香を感じる。

(味) やはり卵の含み香。エステル香、奥にピートをかんじる。

(裏モルト会のテイスティングノートより)

MACALLAN
24.79
Age
Alc.
Bottler
14y
59.4%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1990.5
 
 
Who
When
Where
山崎白秋
2004.12.12
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)若い印象が強い。やや香ばしく、こげた印象。アルコール感が強い。

(味)アルコール感が強く、口の中でピリピリする。それほどシェリー樽の個性はない。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


MACALLAN
24.75
Age
Alc.
Bottler
12y
58.1%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1991.4
 
Out-turn 679(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2004.7.4
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)意外にジャーキー、ピート香か、かおりの立ちが遅い。こげたゴムは弱い。

(味)なまぐさく、しめった香りが口から鼻に抜ける。ぴりぴりとからい。熟成がうまくいっていない印象。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

MACALLAN
Macalan Distillery 1980
Age
Alc.
Bottler
22y
57%
John Milroy
Distilled
Bottled
Memo
1980
-
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.3.28

(香り)これも前の2本(グレンドロナックグレンファークラス)ときわめてよく似ている。さわやかでフルーティーであり、なしの香り。上品かつ繊細である。きらきらした酸味があるが、ミルキーな一面もみせる。 先月とおなじく、よくこれだけ同じ香りのモルトを集められたものであるといったところか。

(味) フルーティー。ややシェリーを感じる、熟成からくるものか。味の出方はやや遅いがしだいに熟成というか深みを感じるようになる。

(コニサーズクラブ 04年3月のテイスティングノートより)


(香り) しめった個性。かるいシェリー香。その後、熟成を強く感じるようになる。ボディはビッグである。

(味)軽いピート、口の奥にいがいがした味。酸味が感じられ、香りの印象より明るく、バランスよいのみごたえ。

(コニサーズクラブ 03年8月24日のテイスティングノートより)

 

THE MACALLAN
GRAN RESERVA 18 yo
Age
Alc.
Bottler
18y
40%
Offcial
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.11.1
サントリー山崎蒸留所
-

(色)マッカランらしいマホガニーカラー。

(香)最初にシェリー樽熟成によくあるゴムを感じ、甘い香りはかなり抑えられている。

(味)ドライでやはりゴムの風味がある。カラメルを感じるのは長熟シェリーからの影響か。以前の18年物に比べるとずいぶん甘さが抑えられている。

どうもグランレゼルバの名前に期待が大きすぎたせいか、いまひとつピンとこない。オフィシャルにありがちな作られた甘さはないのだが、高級感を狙って難しくしすぎてしまったようにも思われる。

(2003.11.1 Whisky Meeting 2003 in Yamazaki Distillery フリーテイスティング会で試飲)

 

MACALLAN
24.70
Age
Alc.
Bottler
12y
56.7%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1991.4
 
Out-turn 510(ボトリング本数)
Who
When
Where
惹樽
2003.10.5
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)典型的なシェリー香だが、ありがちなゴム臭はおさえられており、バランスよくまとまっている。

(味) 味にはゴムが感じられ、香りから連想されるほど甘さがなくややドライで酸味が強い。ややくどい印象で加水してみるべきだったかもしれない。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


MACALLAN
Barrel Selection 1990 Macalan Distillery
Age
Alc.
Bottler
12y
46.0%
Wilson & Morgan
Distilled
Bottled
Memo
1990
-
Marsala Finish
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.8.24
惹樽

(香り) 香りの立ちはやや遅い、柑橘系の上品なフルーツ香、ほのかにシェリー香。「3空き」くらいのシェリー樽フィニッシュか。バーボン樽の個性も見え隠れする。しばらくすると若さからくる、麦芽の香りがかすかに感じられる。

(味) しめった味、暗くしずんだ個性。のみくちはざらっとしている。

(コニサーズクラブ 03年8月のテイスティングノートより)

 

 

MACALLAN
Single Cask Macalan 1990
Age
Alc.
Bottler
12y
57.4%
Mackillop's Choice
Distilled
Bottled
Memo
1990
-
cask no.092
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.8.24

(香り) トップノートは暗い印象で、キャラメルの香りがしてくる。その後、突然のように花の香りが文字通り開いてくる。 さらに軽くシェリー香が立ってくるが時間とともに消え入ってしまう。

(味) ほどよい酸味とフルーツを感じる、奥には軽いピートをともなうがスモーキーの印象ではなく、喉の奥がいがいがする感覚である。 若さもしばしば感じるが、苦みがありそれとバランスしているようである。

(コニサーズクラブ 03年8月のテイスティングノートより)

 

 

MACALLAN
24.54
Age
Alc.
Bottler
12y
60.2%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1987.12
2000.2
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.8.24
惹樽

(香り) 軽いピート香、さらに海っぽい湿った印象。アルコールは強く感じられ、ドライである。わずかなシェリー香とエステル香。

(味) 非常に軽いピートを感じる。上品、しだいに甘味を感じる。香りほどドライではない。

(コニサーズクラブ 03年8月のテイスティングノートより)

 


MACALLAN
Macalan Matured in Oak Cask Aged 22 Years
Age
Alc.
Bottler
22y
57%
Bloomsbury
Distilled
Bottled
Memo
1980
2002
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.8.24
Stand Bar
惹樽

(香り) 軽いピート香とシェリー香。その後、花のようなさわやかな香り。さらに熟成からくるキャラメル香やエステル香が香ってくる。上質の2空きのバーボン樽であろうか。

(味) 軽いピートとフルーツの印象、ただしオーバンとはタイプが違うものである。やや、のどにひっかかる印象と心地よい苦み。

(コニサーズクラブ 03年8月のテイスティングノートより)

 

 

MACALLAN
24.68 ___"Butterscotch and Rum Baba"
Age
Alc.
Bottler
13y
60.2%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1988.12
 
Out-turn 617(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2003.5.11
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り) 意外にもしめった生臭さをかんじる。マッカラン特有のこげたゴムの香りはなく、かすかに奥のほうにシェリーを感じ取れる程度である。オーク樽、あるいはバーボン樽で熟成したのち、シェリー樽で短期間フィニッシュしたようである。その後フルーティーな香りがでてくるが、マッカランにしてはライトなモルトである。(注:ソサエティーのテイスティングノートには、ファーストフィルのシェリー樽と表記)

(味) ハイランドモルト系のフルーツの印象であろうか、スペイサイドのモルトとしては、かなりドライである。その奥には、オッフィシャルボトルではシェリーに隠れていたピートが顔をだしてくる。意外にも、マッカランはピートを焚いているのであろう。

マッカランからシェリー樽熟成を取り去った、「素」のマッカランがここにある。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)
マッカランに一般的に感じるシェリー香は極めて希薄で、ナッティーな味わいを強く感じる。しっかりした味わいにマッカランの実力を見た気がする。なお、 SMWSのコメントは、SMWS 2003 Spring Bottlings で「バタースカッチとラム・ババ(ラム酒シロップに浸けたスポンジケーキ)」と訳されている。