今回の特別企画はオールドボトルを多数所有する、harazaki氏の提案によるもので、よく味が変わったといわれるオフィシャルスタンダードのシングルモルトを比較できる得がたい機会となりました。貴重なボトルを提供していただいたharazaki氏と、こころよく場所を提供したうえに、多数のグラスをサーブしていただいた、Stand Barマスターに深い感謝の意を表します。 なお、テイスティング会は8月13日に開かれましたが、急用で参加できなくなった山崎白秋氏が8月18日に一人でテイスティングを行い、その結果を下記のノートに書いていただきました。いつも貴重な記録となるテイスティングノートを書いていただいている山崎白秋氏にも、この場で改めて御礼を申し上げます。 ※テイスティングノート文中にはharazaki氏からいただいた、オールドボトルのデータを加えています。 (惹樽)
モルト会テイスティングノート(番外編) 2005.8.18 Stand Bar にて 山崎白秋記 番外編のお題は、「昔のモルトはおいしかったか?」である。昔のモルトは美味しかったね、などいう話題はよく聞かれる。ほんとにそうなのか? そして今回のテイスティング。「ウイスキー」表示のものもあり、旧ボトルとしては申し分ない。 結論から言ってしまえば、確かに旧ボトルは出来がよかった。最近のスタンダードは雑味が多い。蒸留技術が落ちているとは思われないので、若いモルトを多くバッティングしているのであろうか。
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