CAOL ILA カリラ -- Islay --

  1. SMWS 53.94 25y 59.9%

  2. SMWS 53.90 11y 58.3%

  3. SMWS 53.38 19y 53.6%

  4. Blackadder Limited Edistion 1977 60%

  5. SMWS 53.84 21y 60.2%

  6. Cadenhead's Authentic Collection 1980 20y 59.9%

  7. SMWS 53.75 10y 61.5%

  8. Kingsbury Hand Writing 27y 59.7%

  9. Dauglas Laing Old & Rare 25y 51.8%

  10. Signatory Vintage 1981 20y 62.5%

  11. SMWS 53.59 19y 53.6%

  12. Wilson & Morgan 1980 18y 58.2%

  13. Whisky Magazine Editor's Choice 27y 54.3%

  14. SMWS 53.81 10y 60.9%

  15. Sound of Islay 13y 56.4%

  16. Wilson & Morgan Caoil Ila 12y 46%

  17. SMWS 53.68 9y 60.6%

  18. SMWS 53.66 13y 58.7%

  19. SMWS 53.62 20y 58.1%

    Tasting Note Top Page

CAOL ILA
53.94
Age
Alc.
Bottler
25y
59.9%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1980.1
2005.6
Refill Hogshead Out-turn 277(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2005.12.11
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り) ピートは強いがフルーツがいくつも現れ、変幻自在。奥には深い熟成が感じられるがピートでややブロックされている。 酸味もありピートだけで終わることなく、つぎつぎ楽しみが現れるモルトである。

(味) シャープな印象。ピートは強いが酸味がありのみやすい。しだいに木の香りがつぎつぎ出現し、何杯でもいけそうなモルトである。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

CAOL ILA
53.90
Age
Alc.
Bottler
11y
58.3%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1993.1
2005.1
Hogshead Out-turn 268(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2005.7.10
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り) シャープなピート香。上品なフルーティーさも同居しており、たいへん洗練されている。

(味)フルーティーの中に強いピートを感じる。シャープなピートのフィニッシュが心地よい。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

CAOL ILA
53.38
Age
Alc.
Bottler
24y
58.9%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1974.5
 1998.9
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.4.24
惹樽

(香り)上品で香水のような香り。さわやかでミントを思わせる。ミディアムボディ。リフィルシェリー樽熟成か? 時間とともにミルキーな香りで満たされる。

(味)軽いピート、ドライでややからい。ブドウのあじわい。ハイランドモルトの個性であると感じる。

(コニサーズクラブ 05年4月のテイスティングノートより)

 

 

CAOL ILA
Limited Edition 1977
Age
Alc.
Bottler
19y
60%
ブラッカダー
Distilled
Bottled
Memo
1977.11
 1996.12
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.4.24
HK氏

(香り)きわめてすがすがしく、すみきった青空をかんじる。軽やかな酸味が心地よい。ト−ンが高いイメージ。

(味)ジーンと硬い。わずかに化粧品香、パフュームを感じる。ややドライでアルコール感が強い。 中程度のピート。酸味と甘さのバランスが良い。

(コニサーズクラブ 05年4月のテイスティングノートより)

 

 

CAOL ILA
53.84
Age
Alc.
Bottler
21y
60.2%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1983.6
 2004.9
Out-turn 299(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.4.24
HK氏

(香り)上品でさわやか。アルコールを強くかんじる。香りの立ちが遅い、ミントの香り。 しだいにミルキーに変わってくる。「爽やか」と「まったり」の同居。

(味)フルーティーでドライである。中程度のピート。味の数は少ない。

(コニサーズクラブ 05年4月のテイスティングノートより)


(香り) ピート香が極めて強い、それもシャープなものだ。ジャーキーな印象も強い。

(味)味も香りに劣らずピートが強い、ただピートが強いだけではなく、奥に木の香り由来の熟成香が隠れている。

(2004.12.12 BAR BARNS SMWS試飲会のテイスティングノートより)

 

 


CAOL ILA
Authentic Collection 1980
Age
Alc.
Bottler
20y
59.9%
Cadenhead
Distilled
Bottled
Memo
1980
 2001
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.4.24
HK氏

(香り)化粧品を思わせる香り、パフューム。ミントの香りもあるが、深いかおりである。 バニラの香りが立ち、バーボン樽の個性といえる。

(味)上品な化粧品香、白粉(おしろい)の香り、60年代のエドラダワーによくある香り。 酸味が心地よい。

 はっきりいって驚いた。上品な化粧品香、白粉(おしろい)の個性はエドラダワー固有のものと思っていたが、カリラにもあるとは。

(コニサーズクラブ 05年4月のテイスティングノートより)

 

 

CAOL ILA
53.75
Age
Alc.
Bottler
10y
61.5%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1993.8
 2004.2
Out-turn 299(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.4.24
HK氏

(香り)なまっと、潮っぽい。バタースカッチを思わせる香り。バーボン樽の個性。ピート香が強くジャーキー。

(味) ピーティーでジャーキー。ピリピリと口の中ではじける。酸味が強い、甘さもある。軽い化粧品香。

(コニサーズクラブ 05年4月のテイスティングノートより)


(香)ジャーキーな香りがきわめてつよい。スモーキーかつピーティーなところはアイラモルトの典型といえる。ただし甘い香りはある。

(味)味もスモーキーかつピーティー、これ一本でカリラを堪能できるボトリングといえよう。

(2004.7.4 BAR BARNS SMWS試飲会のテイスティングノートより)

 

 


CAOL ILA
27 Years Old
Age
Alc.
Bottler
27y
59.7%
Kingsbury Hand Writing
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2005.3.27

(香り)つんとシャープな香り。軽くエステリーでさわやかな印象。ところがしだいに潮っぽくなる。軽い熟成と枯れた印象があり、熟成を予感させる。 時間とともになまっと重く感じるようになり、華やかさが消えていく。

(味) 「からい」味わいで甘さが少ない。軽いピート、ハイランドモルトの個性と感じる。

(コニサーズクラブ 05年3月のテイスティングノートより)

 


CAOL ILA
Old & Rare 25 Years Old
Age
Alc.
Bottler
25y
59.7%
Douglas Laing
Distilled
Bottled
Memo
1977
2002
 
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2005.3.27

(香り) 香りの立ちが遅く、グラスを手で暖めることになる。しだいにエステリーな香りと潮っぽい香りで満たされる。 なまっと重く感じるようになるところはハンドライティング27年と共通である。湿った煙たさが強い。

(味)北ハイランド系の硬質なあじわい。こちらもからい、ピートも中程度感じる。1時間ほどしてから熟成を感じるという、実にスロースターターである。

(コニサーズクラブ 05年3月のテイスティングノートより)

 


CAOL ILA
Vintage 1981
Age
Alc.
Bottler
20y
62.5%
Signatory
Distilled
Bottled
Memo
1981.1
2001.11
-
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2005.3.27

(香り) 細身でクールで洗練された香り。ミントの香りもあり爽やかである。酸味も心地よい。 潮っぽい香りは強いが、酸味がほどよくバランスしている。

 しだいにバニラ香が強くなり、バーボン樽の個性と感じる。やや化粧品香も香る。

(味) フルーティーでドライである。ぴりぴりと口を刺す。ややひねたフィニッシュ。

(コニサーズクラブ 05年3月のテイスティングノートより)

 


CAOL ILA
53.59 ___"Creamy,salty butter "
Age
Alc.
Bottler
19y
53.6%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1983.10
 -
Out-turn 303(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.3.27

(香り)さわやか、かつフルーティー。あざやかで明るいイメージ、しかし潮っぽくもある。まろやかな系のエステリーにつつまれる。

 非常によくできたエステリーではあるが、まんまと騙されているようでもある。しかし素直に騙されていいと思う。その後甘い香りが強く出てくる。

(味)フルーティーでエステリー、しかし辛くピーティー。文武両道といったところか。非常によくできたモルトである。

(コニサーズクラブ 05年3月のテイスティングノートより)


(香り) トップノートは上品なモルト本来の甘い香りで、潮っぽいピートと熟成のエステルも感じる。

(味) 甘さと塩からさにかすかに焦げ臭いピートがのって、とてもバランスがいい。

カリラのイメージからするとピートはかなり弱めで海沿いで作られたハイランドモルトといった印象。

SMWSのコメントは、SMWS 2003 Spring Bottlings で「クリーミーで塩味のきいたバター」と訳されている。

(2003.7.23 Stand Barにおける惹樽のテイスティングノート)

 


CAOL ILA
18 Years Old
Age
Alc.
Bottler
18y
58.2%
Wison & Morgan
Distilled
Bottled
Memo
1980
 
 
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2005.3.27

(香り) 軽い化粧品香がボウモアを思わせる、この香りは時間とともに消滅していく。しだいにキャラメル香が強くなり、潮っぽさも香ってくる。さらに軽いシェリー香も奥に感じるようになる。

(味) やや若い。味わいは辛く、ピーティーであるが中程度のピートである。にがみが心地よい。味にもボウモアを思わせるパフュームは感じられる。

(コニサーズクラブ 05年3月のテイスティングノートより)

 


CAOL ILA
Whisky Magazine Editor's Choice
Age
Alc.
Bottler
27y
54.3%
ウイスク・イー
Distilled
Bottled
Memo
 
 
ウイスキーマガジン・ライブ記念ボトル
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2005.1.9
HK氏宅
Kojima

(香り)強いピート香。中程度の熟成香。ただし、これだけ強いピートに対して、なお中程度の熟成香を感じるのであるから、実はかなり熟成感を伴っていると考える。

(味) エステリー。強いピート。バーボン樽の個性。ヘビーピーテッドのサントリーモルトに通じるものがある。非常にうまい。

(裏モルト会のテイスティングノートより)

 



CAOL ILA
53.81
Age
Alc.
Bottler
10y
60.9%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1993.10
2004.7
Refill Hogshead Out-turn 299(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
惹樽
2004.10.3
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り) 焦がしたラードを思わせる典型的なカリラのトップノート。

(味)これもカリラらしくしっかり甘みがのっていてチャコールも強く感じる。

 ソサエティの若いカリラは、「飲まずに買っても安心」と言えそう。好みの問題かもしれないけど...

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


CAOL ILA
SOUND OF ISLAY
Age
Alc.
Bottler
13y
56.4%
メイトランド
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2004.5.23
Stand Bar
惹樽

(香り)有機物のくさみを感じる。さらにポートあるいはシェリー香が強く香り、熟成からくる桃系の香りもここちよい。 ウッディーな香りのなかにも、華やかな印象もあり、バラエティーにとんだ香りといったところであろうか。

(味) こげたゴム、シェリー香を強く感じる、しけた含み香とイオウの個性。ピートとファーストフィルのシェリー樽のカウンターで、これを良しとするか否かは意見の分かれるところであろう。

(コニサーズクラブ 04年5月のテイスティングノートより)

 

CAOL ILA
12 YEARS OLD
Age
Alc.
Bottler
12y
46%
Wilson & Morgan
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.5.4
HK氏宅
HK氏

(香り)ピートが強い、かなりシャープな香り。やや若さを感じる。ヨード香は弱い。

(味)ピートはやはり強い。意外にも甘い。度数のわりにピリピリと舌を刺す。

(裏モルト会 04年5月4日のテイスティングノートより)

 

CAOL ILA
53.68
Age
Alc.
Bottler
9y
60.6%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1993.8
2003
Out-turn 285(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2004.1.18
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)シャープなピート香が非常に心地よい。ビーフジャーキーのスモークと酸味がほどよくバランスしている。わかさゆえのストレートなピートがアイラ好きにはたまらない。

(味)ピートは強く、やや若さを感じる、カリラとしては甘味を感ずるのは若さゆえであろうか。酸味が甘味とバランスをとっており、アイラの常備モルトとして一本は持っておきたい。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

 

CAOL ILA
53.66
Age
Alc.
Bottler
13y
58.7%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1990.4
 
Out-turn 327(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2003.9.20
サントリー山崎蒸留所(SMWS記念イベント)

(香り) 乾いたバニラ香のあとシャープなピート香につつまれることになる。さらに複雑な、古い、ひねた香りを感じる。湿った、暗いところで静かに寝かされていたそんな印象であろうか。

(味) 強いピートを感じる、ストレートなものではなくやや複雑なピート香の印象。比較対象として出された119.4(山崎)とは対照的に、まずピートを感じたあとにエステリーの印象を感じる。

(SMWS記念イベントのテイスティングノートより)

 

CAOL ILA
53.62 ___"Wooden Hospitals"
Age
Alc.
Bottler
20y
58.1%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1983.1
 
Out-turn 282(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2003.5.11
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り) ビーフジャーキー、ピートの香りが強烈にはいってくる。ヨードの香りも強い。あきらかにアイラモルトであると主張している。

(味) 強烈なピートである、しぶみも強いがピートにかくれている。

20年の熟成を経てなおこのピートの個性、カリラおそるべし。ピート好きにはたまらないモルトである。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


SMWSのコメントは、SMWS 2003 Spring Bottlings で「木造の病院」と訳されている。